2016年01月09日

引っ越しました

ブログ「このごろの小笠原」は、新しいアドレスへ引っ越しました。
こちらへどうぞ。

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2016年01月08日

どこもかしこも

昨日の強風も止み、海はだいぶおさまりました。
出てみれば、どこもかしこもクジラだらけです。

2016_01_08_1.jpg出港してすぐに見つけた1頭のザトウクジラ。
次の浮上を待っていたら、沖に群れのブローがあります。
数が多い方へ行こうと動き始めると、さっきの1頭が追いかけてきます。
どうやら、このクジラも群れに気付き、合流するつもりのようです。
クジラたちは6頭になって、交尾集団のような激しい動きを始めました。
ブホブホと追いかけっこをして、右へ左へと動きます。
その西にも東にも、南にも、別のブローが見えます。

この群を離れてから、南島扇池を覗きました。
さすがにうねりがあって、泳いでの上陸はできません。
でも、そうして見てる間にも、すぐ近くでブローがあります。

2016_01_08_2.jpgブローをしている2頭へ行くと、浅瀬の波に乗って遊んでました。
その西で2頭が追いかけっこを始めたので、そちらへ行きます。
早い動きで、どんどん南へ動いてます。
メスを追いかけるオスかしら?
それにしては激しくなく、オス同士で本格的な争いに向けて練習してるふうでありました。

ジョンジニーを眺めて、ハートロックを背景に記念写真を撮りました。
南から東を回り、兄島海域公園でランチとスノーケリングです。
穏やかな入江でサカナに囲まれて、初めての方でもすぐに慣れたようです。

2016_01_08_4.jpg滝之浦を回ったら、人丸島で親子のザトウクジラを見つけました。
子クジラはすぐに浮上してきて、母クジラもそれに合わせてます。
子クジラの小さなブローは見つけにくいけど、母のそれはさすがに高く上がります。
大きな背ビレの横に並ぶ小さな背ビレが愛らしいですね。
まだ母親にぴったりとつききりの子クジラ、元気に育ってね。

瓢箪島の沖では、2頭のザトウクジラです。
西島の北にも3頭のザトウクジラがいて、そちらの方が呼吸間隔が短そうです。
3頭へ向かうと、波乗りしています。
ん? 何かが水面下にいるぞ? サカナかな?
・・・マンタです!
ヒレの端っこを水面上に出して、すーっと泳いでます。
もうマンタも見られるなんて、ちょっといつもより早いかな。

2016_01_08_3.jpg北にも別の2頭のブローがあり、さっきの3頭と2頭と、どこもが気になってきょろきょろしちゃいます。
そろそろ帰ろうかというときに、いきなり3頭が船の近くに浮上、近付いて来ちゃいました!
きゃぁ、びっくり! うわぁ、でっかい!
うち1頭は、ずいぶんたくさんフジツボが付いてますね。
他の2頭はつるつるしたきれいな体表なのに、何が違うのでしょう?

2016_01_08_5.jpg3頭は、そのままフルークアップします。
近すぎて、大きすぎて、ファインダーからはみ出しちゃう!!

凄かったですねー、と興奮冷めやらないまま、それでは帰りましょうかと走り始めたら、今度は、さっきの2頭がいきなり船の真ん前に浮上してきました。
ああ、驚いた!
きっと、走り出した船にクジラの方も驚いて、「ここにいるから気をつけてよ!」と出てきたのでしょうね。

帰りがけにもブローが見られ、まさにクジラだらけの今の海です。
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2016年01月03日

初詣

昨日、おがさわら丸をお見送りして、今日からが島の観光業者の正月休みです。

2016_01_03_1.jpgウェルを連れて、大神山神社への初詣に行きました。
おがさわら丸出港後にはもう神社が閉まってしまう年もあったのですが、今年は充分間に合いました。
手水舎で手と口を浄めてから、本殿に向かいます。
ちょうど、神主さんが本殿で神事をされていて、より御利益がありそうな気がします。
二礼二拍手一礼で、今年の無事を祈念しました。

2016_01_03_2.jpg破魔矢をわけていただき、お神籤を引きます。
私が引いたのは「吉」、夫が引いたのは「中吉」でした。
ふむふむ、書いてあることを読んでも、何も悪いことはなさそうです。
とはいえ、「縁談」「産児」「試験」はもう縁がないのですけどね。
これなら、結ばずにいただいて帰っても良いかしら。

2016_01_03_3.jpg境内社の秋葉神社にもお参りしました。
大神山神社の裏にあるので、気付かない人もいらっしゃるかもしれません。
それでも、お供え物もたくさん並んでいます。
私は、ひっそりと佇む小さなこの神社の風情が好きです。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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2016年01月02日

盛りだくさん

風が落ちて、海もだいぶ穏やかになりました。

2016_01_02_1.jpg出港してすぐ、湾沖に跳んでいるザトウクジラを見つけました!
一気にテンションが上がります。
それ、と近付くと、2頭で見事なダブルブリーチもします!
凄い、凄い!
水しぶきをまとって跳ぶ姿が、大迫力です。
船の真ん前でも、まだ跳んでくれました!

2016_01_02_2.jpg気が付くと、近くにいた保安庁の巡視船がスピードを落としたようです。
ん? どうしたのかな?
どうやら、アクティブなザトウクジラを見ているようです。
ブリッジ横のスペースに、ずらっと人が並んでいます。
仕事中かどうかは知りませんが、こんなザトウがいたら、気になりますよね。

2016_01_02_4.jpgまだザトウを見ているつもりだったのに、イルカの背ビレがあります!
ミナミハンドウイルカですね。
ザトウから離れて、イルカを追いましょう。
泳ぐ用意をして海に入ると、イルカたちはゆっくりしています。
16頭がまとまって、近付かせてくれます。
イルカの群の中に入り、あちこちきょろきょろしてしまいます。

2016_01_02_3.jpgサカナをくわえているイルカがいます。
ハギらしきサカナを口の中に入れて、しきりに飲み込もうとしてるよう。
大きすぎてたいへんなのか、サカナを縦にしてみたり横にしてみたり。
その動きが珍しく面白く、泳ぐのをやめてイルカの動きをじっと見いってしまいました。

2016_01_02_5.jpgイルカたちは、人にも寄るけど、船にも近付いて来ちゃいます。
水面下に、イルカの姿がくっきりと見えます。
かと思うと、少し離れたところでしきりにテールスラップをしているイルカもいます。
泳がないかたは、船上からしきりに撮影されてました。

たっぷりイルカとのスイム&ウォッチを楽しんでから、また別のザトウクジラをウォッチです。
2頭を見ていると、その沖にも別の2頭と1頭のブローが見えます。
クジラがたくさんいますね〜。

兄島海域公園によってスノーケリングをしました。
ぎりぎりまで楽しんでの帰港です。
半日という限られた時間だったのに、盛りだくさんの海を堪能していただけました。

2016_01_02_6.jpg午後は、おがさわら丸のお見送りです。
皆さま、ツアーご参加、有り難うございました!
ぜひまた、いらしてくださいね。
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2016年01月01日

強風のもと

北風が強く吹いてます。
西側も東側も波が出てきました。

船はうねりを越えながら、ゆっくり南下しました。
ジョンジニーを眺めて、波のない南側へ回り込みます。
ハートロックを背景に記念写真撮影です。

2016_01_01_4.jpgそれから、南島へ上陸しました。
サメ池へ入れば、入江の中は穏やかです。
扇池から陰陽池、東尾根と回ります。
ヒロベソカタマイマイの半化石は、以前とはちょっと違うところに多くなってますね。
この砂浜は、風の影響で様相を変えることがあるのです。
東尾根からは、ザトウクジラのブローが見えました。

今日は風影の巽湾でランチにしました。
他にも同じところに停まっている船がたくさんありました。
ランチのあとでスノーケリングをされるかたもいらっしゃいました。

2016_01_01_1.jpg東側で、ザトウクジラがいました。
親子のクジラを雄クジラが追いかけているようです。
動きが早く、向きもどんどん変わります。
波の中で子クジラのブローは見つけにくいのだけど、次々に出るアダルトのブローを手がかりにします。

2016_01_01_2.jpg突然、雄クジラがペダンクルスラップをしました!
フルークを強く振り回して、大きなしぶきが上がります!
母クジラに向かって、男らしさのアッピールでしょうか?
親子ともう1頭は、揃って北上していきました。

人丸島にハシナガイルカいう情報があったので、瀬戸を通って行ってみました。
波の中で、イルカの背ビレを見つけました!
あ、こっちでも波乗りをしています!
と思ったら、それきり見失ってしまいました。
うーん、この波では、移動してしまったイルカを見つけ直すのは難しそうです。

2016_01_01_3.jpgあきらめて、兄島海域公園へ。
キャベツビーチでのスノーケリングは、気持ちよさそうです。
船の上からも、カラフルなサカナたちがよく見えます。

帰港途中で、ミナミハンドウイルカを見つけました。
海況が悪いので、泳ぐのは辞めて、船上からウォッチしました。
イルカたちは波に乗りながら、舳先にも近付いて来てくれました。

海は荒れているけど、天気は良く、ザトウクジラ・ハシナガイルカ・ミナミハンドウイルカに会いました。
このつぎは、穏やかな海でもっとゆっくり会っていただきたいですね。
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2015年12月31日

イルカもクジラも

出港するや否や、イルカ情報がありました。
2015_12_31_1.jpg野羊山を回り込んだところで、ミナミハンドウイルカたちです。
急いで泳ぐ用意をします。
ちょうど餌取りが終わったところらしく、動きがやや早いです。
それでもタイミングを見て水中に入ると、あら、イルカが近付いて来ました!
ジョーですね。
ちょっと潜って誘うと、回って遊んでくれました。

2015_12_31_2.jpgイルカたちは広がっていて、入るたびに違うイルカです。
さーっと通りすぎる2頭のイルカもいれば、並んで泳がせてくれる4頭もいます。
相手の顔色を見ながら、こちらもイルカに合わせます。
9頭のミナミハンドウイルカは、やがて沖に向かって泳いでいきました。

2015_12_31_3.jpgサメ池から南島へ上陸しました。
ハイシーズンで大混雑の南島ですが、とはいえ、内地のような混雑ぶりではありません。
こんなふうなので、雲ひとつない青空のもと、気持ち良く歩くことができました。

2015_12_31_5.jpg南島から船に戻ったあとは、閂岩で親子のザトウクジラを見つけました。
ここ数日、このあたりでゆっくりしているという噂の親子ですね。
まだ小さい子クジラは、ひんぱんに浮上してきます。
それを追うように、母クジラも横に浮上しては、大きな呼吸をします。
と、子クジラが跳び始めました! 
思いがけないパフォーマンスに、お客様は大喜び!
子クジラは、何度も元気に跳んでくれました。

兄島海域公園キャベツビーチでランチとスノーケリングをしました。
水温は23℃、泳いだあとも、日射しがあるので寒くありません。

2015_12_31_6.jpg弟島の沖でハシナガイルカがいました。
群れは、どんどん沖へ移動中です。
船を囲んで、舳先にも寄ってくるし、ジャンプも見せてくれます。
いかにもハシナガらしいシャープな動きにわくわくします。

そして最後は、ザトウクジラです。
2頭のアダルトが15分間隔で浮上して、フルークを上げて潜っていきました。

ミナミハンドウイルカ・ハシナガイルカ・ザトウクジラとに会えました。
天気にも恵まれた一日でした。
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2015年12月29日

雨でも

昨日とは打って変わって、雨が降ったり止んだりの一日です。
でも、海は凪ぎになりました。

小港沖でザトウクジラ3頭がいました。
アダルトたちで、ブローを繰りかえしては高くフルークを上げて潜っていきます。
いかにもザトウらしい、呼吸行動です。

2015_12_29_1.jpgクジラを離れたら、あ、イルカです!
ミナミハンドウイルカ9頭の群れを見つけました!
水中に入ると、親子を囲んで、イルカたちはゆっくりのんびりしています。
どうやら休息モードのよう。
中には、眼をつぶって寝ているイルカもいます。
そんなイルカにそっと近付いて、並んで泳ぎます。

2015_12_29_2.jpg南島へサメ池から上陸しました。
ちょうど雨も止んでるので、これなら歩きやすそうです。
上陸されないかたたちを乗せた船は、父島の南側を走ります。
ハートロックを背景に写真を撮って、天の浦でザトウクジラを見つけました。
岸寄りの浅いところで2頭のクジラも休憩しているようです。
船のすぐ横で、次々に大きな尾を上げて潜っていきました。

2015_12_29_4.jpg上陸組が戻られてから、ジョンジニーを眺めて、二本岩沖のミナミハンドウイルカへ。
背ビレがたくさんあります!
今度は、16頭の群れです!
海の中では、次から次へとイルカたちが通過していきます。
この群れも、のんびり行ったり来たりしています。
これだけ多いと、どのイルカに近付こうかと迷ってしまいます。

2015_12_29_5.jpgスイムしている人たちの上を、カツオドリが飛んでます。
今年生まれの若いカツオドリは、いったい何をしてるのかと興味津々。
真上から見てもよくわからなかったらしく、海面に着水しました。
頭を突っ込んで、海の中を見ています。
イルカがわかったかな?

たくさん泳いだので、兄島海域公園キャベツビーチへ向かうのがだいぶ遅くなりました。
ここで、ランチとスノーケリング。
浅いので、サカナに誘われて、水底目指して潜る練習もしきりにされてます。

2015_12_29_6.jpg西島の沖でザトウクジラがいました。
2頭のうち1頭がアクティブで、テールスラップを繰り返してます!
歓声を上げていると、うわ、ブリーチです!
ザトウの長い胸ビレが翻って、大きなしぶきが上がりました。
わー、すごい!
いつの間にか別の1頭がやって来て、3頭になりました。
次はどこに出るかと待っていると、わわわ、船のすぐ横です!
クジラたちは船に興味を持ったらしく、近付いて来ちゃいました!
水面で横になって、しきりに観察しています。
その間近な巨体に興奮してしまいます。

あいにくの雨模様なんて何のその、イルカもクジラも最高でした。
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2015年12月28日

晴れの海

晴天に恵まれて、青い海が眩しいです。

出港した船は、南下。
サメ池から南島へ上陸します。
日射しを浴びて、いっそう美しい景観です。

2015_12_28_1.jpg船に戻ると、イルカ情報がありました。
小港のかなり沖で、1頭のミナミハンドウイルカです。
さっそくスイム。海に入った私たちを目指してイルカがやって来ます。
誘うと、水中で回って遊びます。
きゃぁ、フレンドリーなイルカですね!
初めてのお客様も、「こんなにイルカに近づけるとは思わなかった」と大喜びされてます。

烏帽子岩沖で、ザトウクジラがいました。
2頭の次の浮上を待っていると、別の2頭が反対側に現れます。
あら、この次はどちらが出るかしら、と待っていたのですけど、どちらもなかなか出てきません。
あきらめて、お昼にします。

2015_12_28_3.jpg兄島海域公園キャベツビーチでランチとスノーケリングです。
水温が23℃ですが、ウェットスーツを着ていると全然寒くありません。

泳いだあとは、アッパーデッキからの飛び込みです!
女性陣が始めると、それに釣られて男性陣も次々にジャンプしました!
2015_12_28_4.jpgそれぞれ、飛び込み方が違いますね。
お尻から、足から、頭から、さて、あなただったらどこから飛びこみますか?
どんな飛び方でも、船上の観客(?)から歓声が上がります。





2015_12_28_6.jpg3枚目に写ってしまった手は、ご主人を撮影している奥様のものです。
カッコイイ飛び込み姿をうまく撮れたでしょうか?








2015_12_28_2.jpg午後は、兄島の西でミナミハンドウイルカ2頭に遭いました。
うち1頭がまた、とってもフレンドリー!
やはり、回って遊んでくれます。
冬とは言え、晴れていると海の青がキレイです。
イルカにも日が当たってます。

泳いでいるときザトウのソングが聞こえたので、水中にマイクを入れてみました。
聞こえます!
高い音から低い音まで、さまざまな音色のソングです。
このザトウは、今、何を話してるのでしょうか。

2015_12_28_7.jpg最後は、西島の西でザトウクジラです。
2頭が岸寄りをゆっくりしていて、その向こうにもう1頭がいます。
クジラのブローも美しいですね。

冬とは思えない暖かさのイルカとクジラデーでした。
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2015年12月26日

「いず」

海上保安庁の巡視船「いず」が来島しました。
停泊中の二日間にわたって、島民対象の催事が行われました。

2015_12_25_1.jpg25日午前は、船内で島の業者を対象にした心肺蘇生法等安全講習会です。
父島から29名が参加して、グループに分かれて「いず」の潜水士から指導を受けました。
参加した全員が講習の経験者ではありましたけど、方法は年ごとに変化しますので、常に新しい情報を知っていたいところです。
こういう機会に練習させていただけるのは、有り難いです。
2015_12_25_2.jpgまた、脈のとりかたや蘇生したあとにとるべき姿勢など、初めて教わることもありました。
丁寧に指導していただき、参加者からは具体的な質問も出ました。
教える側も教わる側も真剣で、密度の濃い講習となりました。

午後には、父島のダイビングショップのインストラクターたちが参加して、水中での合同訓練を行いました。
こちらも、充実した体験になったようです。

26日は、一般島民対象の見学会です。
2015_12_26_1.jpg船内のあちこちを見せてもらいました。
なにより、医療設備が整っていることに驚きました。
レントゲン室や手術室もあり、被救助者の不測の事態に備えているそうです。
ヘリポート横のデッキには、自走する潜水撮影機をはじめとする、たくさんの機材が並んでいます。
潜水機材の奥に誰か座っていると思ったら、訓練のための人形「ケリーくん」でした。
70kgあるそうで、なるほど、重いです。
彼を使って、水底からの救助訓練などしているそうです。

2015_12_26_2.jpg舳先では潜水士によるデモンストレーションも行われ、岸壁に観客が並びます。
高い舳先から海に飛びこみ、三点を着けたまま、ロープをよじ登って船に戻ります。
または、桟橋からロープを伝って舳先は上がります。
さすが「海猿」、力強い動きです。
観客からは「へーえ、ああやって登れるのか」という声があがり、完遂した潜水士に拍手が起きました。

2015_12_26_4.jpgデモンストレーションは、「これからも小笠原の海を守ります」という頼もしい言葉で締めくくられました。

「いず」の皆さま、二日間にわたって、どうも有難うございました。
これからも小笠原の守りを宜しくお願いします。

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2015年12月17日

修学旅行

小笠原にいらした修学旅行生たちの「海洋生物観察ツアー」へ行ってきました。

青灯台から出航し、まずは島の成り立ちを示す枕状溶岩をご案内します。
岩肌には、丸や楕円の黒い模様が広がっています。
父島はもともと海底にあったのだと思うと、地球がもつエネルギーの大きさを感じます。

2015_12_17_2.jpg枕状溶岩を見ている間に、キャプテンがクジラのブローを見つけました。
船を走らせると、二頭のザトウクジラです。
交互に、力強いブロー音が響きます。
どちらのクジラも高く尾ビレを上げ、個体識別の手がかりとなる裏の模様を見せながら潜っていきました。

南島の近くまで走ると、船のすぐ前に背ビレが現れました。
一頭のミナミハンドウイルカです。
こちらに興味があるのでしょうか、何度も近付いてきます。
イルカが右に左にと移動するので、舳先の皆さまはきょろきょろされていました。

2015_12_17_3.jpg扇池のアーチに船を寄せて、その先に広がる白砂の浜をご覧いただきました。
島の回りには、シーズン外れのカツオドリも飛んでいます。
今シーズンは台風のためヒナを失った親ドリが二度目の産卵をした例があるそうです。
目の前のカツオドリは、遅れて巣立った若ドリなのでしょうか。

南側に回り込み、ハートロック背景に記念撮影をしました。
ジョンビーチ、ジニービーチの前を通ると、曇り空でも海の青さが際立ちます。

2015_12_17_4.jpgそして、兄島海域公園のキャベツビーチで、サカナウォッチングです。
いつものようにたくさんのサカナが出迎えてくれました。
サカナの名前を知ろうと、図鑑を繰るかたもいらっしゃいました。
風もなく、船上からでも海底のサンゴがくっきり見えます。
箱メガネで見るカラフルな海中の景色に夢中になってらっしゃいました。

2015_12_17_5.jpg帰港途中で、なんと、いきなりザトウクジラのブリーチングです!
後ろのデッキにいらしたかたたちも、急いで舳先に移動されます。
クジラは、数回続けて、海上にその全身を見せました。
そのたびに、大きな水しぶきが上がります。
まだシーズン初めだというのに、こんなアクティブなクジラが見られるなんて、ラッキーです。

いつまでもこのザトウを見ていたいのですが、帰港予定時刻が迫っています。
文字通り後ろ髪を引かれて振り返りつつ、クジラから離れました。

2時間半という短いツアーでしたが、クジラとイルカとサカナたちと、多くの海洋生物に会えました。
修学旅行生の皆さま、小笠原の海をどんなふうに感じられたでしょうか。

この海に棲む生物は、もっともっとたくさんいます。
ぜひまた、改めて小笠原にいらしてください。
そのときは、ボニンブルーの海をご一緒に泳いで、別の角度から生物を観察していただきたいです。(NAOMI)
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